外壁塗装で汚れにくい塗料を選ぶには?塗料の種類と選び方のポイント
外壁塗装を検討する際、建物の美観を長く保つためには「汚れにくい塗料」選びが重要です。
塗料の種類によって、汚れの付きやすさやメンテナンスの手間が大きく変わるため、適切な塗料を選ぶことが大切になります。
今回は、外壁塗装で汚れにくい塗料を選ぶためのポイントを、塗料の種類や特徴、メリット・デメリット、費用相場、色選びの観点から解説します。
最適な塗料選びの参考にしてください。
外壁塗装と汚れにくい塗料
外壁の汚れの原因と種類
外壁の汚れは、大きく分けて無機汚れと有機汚れの2種類があります。
無機汚れは、雨だれ、排気ガス、土埃、泥はねなどによる汚れです。
有機汚れは、カビ、コケ、藻、菌類など、微生物の繁殖による汚れです。
これらの汚れの原因を理解することで、効果的な対策を講じることが可能になります。
汚れにくい塗料とは?その仕組みと効果
汚れにくい塗料、いわゆる低汚染塗料は、その名の通り汚れが付きにくい、あるいは付着した汚れが落ちやすい性質を持つ塗料です。
低汚染塗料には主に、親水性と光触媒の二つの種類があります。
親水性塗料は、塗膜表面が水になじみやすい性質を持つため、雨水が汚れの下に浸入し、汚れを洗い流してくれます。
光触媒塗料は、太陽光に含まれる紫外線を受けて触媒作用を起こし、汚れを分解する効果があります。
これにより、外壁の美観を長期間維持することが可能になります。
低汚染塗料の種類と特徴・メリットデメリット
1: シリコン塗料
シリコン樹脂を主成分とする塗料で、耐久性、耐候性、防カビ・防藻性に優れています。
費用も比較的リーズナブルで、多くの住宅で採用されている人気の塗料です。
耐用年数は8~12年程度です。
2: フッ素塗料
フッ素樹脂を主成分とする塗料で、非常に高い耐久性と耐候性を誇ります。
汚れにくさはもちろん、紫外線や酸性雨にも強く、長期間美観を保てます。
耐用年数は15~20年程度と長く、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。
3: 無機塗料
無機成分を主成分とする塗料で、耐候性、耐熱性、不燃性に優れています。
紫外線による劣化が少なく、長期にわたって美観を保つことが可能です。
耐用年数は20年以上と非常に長く、メンテナンスの手間を最小限に抑えたい方におすすめです。
4: 光触媒塗料
光触媒作用により、汚れを分解する効果を持つ塗料です。
太陽光が当たることで効果を発揮するため、日当たりの良い外壁に適しています。
防カビ・防藻性にも優れています。
塗料の費用相場と耐用年数
塗料の種類によって費用相場と耐用年数は異なります。
アクリル塗料は比較的安価ですが耐用年数は短く、フッ素塗料や無機塗料は高価ですが耐用年数は長くなります。
外壁塗装で汚れにくい塗料を選ぶポイント
塗料を選ぶ上での注意点
塗料を選ぶ際には、建物の立地条件や周辺環境、予算などを考慮することが重要です。
日当たりの良い場所、雨風の強い場所、排気ガスの多い場所など、それぞれの環境に適した塗料を選ぶ必要があります。
また、塗料の色によって汚れの目立ちやすさも変わるため、外壁の色との組み合わせも考慮しましょう。
外壁の色と塗料の組み合わせ
汚れが目立ちにくい色は、グレー、ベージュ、ブラウン、グリーンなどの中間色です。
白や黒などの原色は汚れが目立ちやすいため、注意が必要です。
塗料の色を選ぶ際には、汚れにくさだけでなく、建物の外観との調和も考慮しましょう。
汚れやすい塗料の特徴
弾性塗料や、劣化して表面がザラザラになった塗料は汚れが付きやすいため、注意が必要です。
これらの塗料を使用する場合は、定期的なメンテナンスを行うことで美観を保てます。
まとめ
外壁塗装で汚れにくい塗料を選ぶことは、建物の美観を長く保つために非常に重要です。
今回ご紹介した塗料の種類や特徴、選び方のポイントを参考に、最適な塗料を選んでください。
塗料選びに迷った場合は、専門業者に相談してみるのも良いでしょう。
適切な塗料選びと定期的なメンテナンスによって、美しい外壁を長く維持できます。