ココナッツブラウン色の屋根塗装は人気？暗めで人気の色を紹介

自宅の外観をガラリと変えたいけど、どこから手をつければいいか迷っていませんか。
特に屋根の色選びは、家の印象を大きく左右する重要なポイントですよね。
流行に左右されず、長く住み続けられるような、そんな理想の屋根を実現するためには、ココナッツブラウンという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。

□ココナッツブラウンが選ばれる理由は？暗めで人気の色

ココナッツブラウンは、近年人気が高まっている屋根の色の一つです。
なぜ、多くの方がココナッツブラウンを選ぶのでしょうか。
その理由は、深みのある落ち着いた色合いと、実用性を兼ね備えている点にあります。

1: 外壁色との調和

ココナッツブラウンは、白や薄いグレーなど、さまざまな外壁の色と調和しやすいカラーです。
そのため、洋風住宅だけでなく、和風住宅にも合わせやすく、どんなテイストの家にも自然と溶け込むような美しい外観を実現できます。

2: 汚れが目立ちにくい

屋根は、雨風や紫外線に常にさらされているため、汚れがつきやすい場所です。
ココナッツブラウンのような暗めの色は、汚れが目立ちにくく、美しい外観を長く保てます。

□屋根塗装工事のポイント

屋根を塗装する際は、下塗り、中塗り、上塗りの工程をしっかりと行うことが重要です。
これらの工程によって、塗料の密着性や耐久性を高め、美しい仕上がりを実現できます。

1: 下塗り

下塗り下塗りは、塗料の接着力を高める役割があります。
上塗り塗料には接着力がほとんどないため、下塗りを行い、屋根材と上塗り塗料の接着力を高めます。

また、上塗り塗料の吸引防止の役割もあります。
屋根材にひび割れや欠損部分がある場合、上塗りのみだと塗料がひび割れや欠損部分に吸収されてしまいます。
上塗り塗料が吸収されてしまうと、その部分の塗膜が薄くなり耐久性が低下することに加え、色ムラが起こり美観にも影響を与えます。
このように、耐久性やきれいな仕上がりを確保するためにも下塗りは重要です。

そして、下塗り材には防錆効果や防カビ効果を有しているものもあります。
例えば、強溶剤２液型変性エポキシ樹脂系（ヤネタイト）やファイン浸透造膜シーラー（日本ペイント）が該当します。
これらを使用することで、屋根の寿命を延ばせます。

2: 中塗り・上塗り

中塗り、上塗りでは、 既定の膜厚を得るために2回塗りを行います。
結果防水効果を高めます。
また、2回塗りすることで、色むらを防ぎ、均一な仕上がりにできます。

3: 縁切り

スレート屋根の場合は、縁切りと呼ばれる工程が必要になります。
縁切りとは、スレートとスレートの間に隙間を作ることで、雨水が溜まらないようにする工程です。
カッターや皮すきを使って 隙間を作ります。

当社ではタスペーサーという縁切り部材を使っています。
タスペーサーは屋根材の間に挟むだけなので、屋根を傷付けることがなく、仕上がりがきれいになります。

縁切りをしないと、雨水がスレートの中に溜まってしまい、雨漏りの原因となる可能性があります。

□まとめ

ココナッツブラウン色は、落ち着いた雰囲気と実用性を兼ね備えた、人気の屋根の色です。
外壁との調和や汚れが目立ちにくい点など、多くのメリットがあります。
屋根塗装を行う際は、下塗り、中塗り、上塗りの工程をしっかりと行い、縁切りも忘れずに行うようにしましょう。
これらのポイントを踏まえ、ココナッツブラウンの屋根で、理想の外観を実現してください。