近年人気のツートンカラー!ツートンカラーの外壁を成功させるためのポイント
塗装コラム
2024.05.14 (Tue) 更新
ツートンカラーの外壁は、個性的かつ洗練された印象を与える選択肢です。
しかし、色のバランスや選び方に不安を抱える方も多いでしょう。
この記事では、ツートンカラーを選択した場合の失敗を避けるための具体的なポイントと、おしゃれでバランスの取れた外観の実現方法について紹介します。
□人気のツートンカラー!ツートンカラーの外壁を実現するための4つの鉄則
ツートンカラーの外壁を選択する際に重要なポイントは以下の通りです。
1:色は3色に絞る
ツートン外壁では、色を最大3色までにまとめることが推奨されます。
ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーとして分け、各色の比率を意識するとバランスの良い外壁が完成します。
2:できるだけ同系色を使用する
異なる色味を用いるよりも、同系色を選ぶことで統一感のある外観が実現します。
例えば、白とグレー、ベージュと茶色などの組み合わせがオススメです。
3:色の比率を考える
ツートンの外壁塗装では、色の比率に注意が必要です。
6:4から7:3の比率を意識すると、バランスの良い外壁になります。
4:セパレーションカラーでメリハリをつける
色と色の間に異なる色の境界ラインを入れることで、各色を独立させ、外観にメリハリを与えられます。
□ツートンカラーの外壁における色選びのステップ
色選びのプロセスは以下のステップに従います。
*ベースカラーを考える
ベースカラーは外壁の大半を占め、建物全体の印象を左右します。
選ぶ色は建物の周囲の環境や屋根の色、窓枠の素材などと調和することが大切です。
自然光のもとで見たときの色の変化や、夜間の照明下での色合いも考慮して選ぶと良いでしょう。
明るいベージュや落ち着いたグレーなど、環境に溶け込む色を選ぶことがポイントです。
*アクセントカラー(組み合わせる色)を考える
次に、ベースカラーに対してアクセントとなるカラーを選びます。
ここで重要なのは、ベースカラーとの相性です。
通常、アクセントカラーはベースカラーよりも目立つ色を選びますが、あまりにも強烈な色は周囲の景観に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
例えば、ベージュのベースカラーに対して深いブラウンを選ぶなど、調和を考えた色の組み合わせを心がけましょう。
*A4サイズ以上の色見本で確認手順
色の選定が終わったら、A4サイズ以上の大きな色見本を使用して、実際にどのような印象になるのか確認します。
異なる時間帯や天候のもとで色見本を見ることで、実際の建物に近い色の印象を得られます。
特に、自然光の下での色の見え方は重要で、室内での見え方とは異なることが多いため、屋外での確認が不可欠です。
□まとめ
この記事では、ツートンカラーの色選びで失敗しないためのポイントと色選びのステップについて紹介しました。
これらのステップを踏むことで、より理想に近いツートンカラーの外壁を実現できます。
個性的でありながらも周囲の環境に溶け込むような配色を選ぶことが、成功のカギとなるでしょう。