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ストレート外壁のメリットとメンテナンス方法を解説!

塗装コラム 2024.02.06 (Tue) 更新

住宅の外観を大きく左右する重要な要素であるストレート外壁は耐久性やデザイン性、コストパフォーマンスなど、様々な面から検討する必要があります。
今回は、ストレート外壁の種類、メリット、メンテナンス方法について、具体的な数値やデータを用いて解説します。
リフォームを検討されている皆様にとって、最適な外壁選びの参考になれば幸いです。

ストレート外壁の種類と特徴

大波のストレート外壁の特徴

大波のストレート外壁は、波の高さが約38~45mm、1山のピッチ(波の幅)が約130mmと、小波に比べて大きな波形が特徴です。
厚さは6.3mmや8mmなどがあり、厚みによって強度が異なります。
高い強度を持つことから、耐火性、遮音性、耐久性に優れ、工場や建設現場など、厳しい環境下でも使用されています。
耐用年数は適切なメンテナンスを行うことで20年以上とされていますが、ガルバリウム鋼板を使用している場合は30~40年程度まで延びる場合があります。

小波のストレート外壁の特徴

小波のストレート外壁は、大波ストレート外壁よりも波形振幅が小さく、一般住宅の外壁材として広く使用されています。
波の幅は約63.5mm、波の高さは約18mm、厚さは5~6mmが標準です。
大波のストレート外壁に比べて強度は劣りますが、価格が比較的安価であることがメリットです。

ストレート外壁を選ぶメリット

経済的なコスト

ストレート外壁は、他の外壁材と比較して比較的安価です。
初期費用を抑えたい方にとって魅力的な選択肢となります。
また、施工コストも低く抑えられるため、トータルコストの削減に繋がります。

高い耐火性と安全性

ストレート外壁は、セメントを主成分としているため、高い耐火性を持ちます。
火災発生時の延焼防止に貢献し、住宅の安全性を高めます。
国が定める法定不燃材料に指定されている製品も多く、防火、耐火構造として高い評価を得ています。
有害なガスを発生しにくいという特性も併せ持ちます。

優れた遮音性

ストレート外壁は、雨音や風の音などを軽減する遮音性に優れています。
特に大波のストレート外壁は、その厚みと構造から高い遮音性を発揮し、外部からの騒音を効果的に抑制します。
隣家からの騒音や交通騒音など、住宅街特有の騒音問題の軽減に役立ちます。

メンテナンスの容易さ

ストレート外壁は、比較的メンテナンスが容易です。
ただし、汚れやカビが生えやすいという性質があるため、定期的な清掃や塗装が必要です。
部分的な補修も比較的容易に行うことができます。

まとめ

ストレート外壁は、経済性、耐火性、遮音性といった多くのメリットを持つ一方で、汚れやカビへの対策、防水性、定期的なメンテナンスが必要というデメリットも存在します。
大波と小波の2種類があり、それぞれに特徴があります。
専門業者への相談も有効な手段となりますので、積極的に活用しましょう。
適切なメンテナンスを行うことで、ストレート外壁は長期間にわたって住宅を守り、快適な住まいを提供してくれるでしょう。