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和室の塗装で生まれ変わる!古くなった和室を美しく蘇らせる方法

塗装コラム 2024.12.10 (Tue) 更新

築年数が経ち、古くなった和室を現代風にリノベーションしたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
住まいの美観や快適性にこだわり、和室の雰囲気を損なわずに、現代の生活に合わせた快適な空間に生まれ変わらせたい気持ち、よく分かります。
しかし、どこから手をつければいいか分からず、具体的な方法を知りたいと思っているのではないでしょうか。
この記事では、和室塗装を通して、古くなった和室を美しく蘇らせる具体的な方法、選び方のポイント、注意点などを解説します。

和室塗装のメリット

1:美観の向上とデザイン性のアップ

和室の壁や天井に塗装を施すことで、空間の雰囲気を大きく変えられます。
例えば、伝統的な和の雰囲気を残しつつ、モダンな要素を取り入れることで、古い和室も新しく見せることが可能です。
また、壁に柔らかな色合いを塗ることで、和室全体の明るさや清潔感を向上させることができます。

2:耐久性と保護効果の向上

塗料には耐久性を高める効果があります。
日本の湿気の多い気候においては、塗装が木材や壁材の劣化を防ぎ、カビやシミの発生を抑える効果を発揮します。
塗装することで、和室の壁や柱の傷や汚れをカバーし、メンテナンスの手間を減らすことも可能です。

3:お手入れが簡単になる

塗装された壁や天井は、汚れがつきにくく、掃除が容易になります。
塗装の種類によっては、拭き掃除ができるものもあり、日常のメンテナンスがしやすくなります。
また、汚れや変色が目立ってきた際にも再塗装することで、簡単に見た目をリフレッシュできます。

4:防音性や断熱性の向上

和室に適した塗料を使うことで、断熱性や防音性を高めることも可能です。
特に自然素材を使った塗料を選ぶことで、住まいの環境が快適になります。
例えば、珪藻土塗料は調湿効果が高く、湿度調整に優れており、快適な室内環境を保つのに役立ちます。

5:健康面の効果

化学物質を含まない自然素材の塗料を使用することで、シックハウス症候群のリスクを軽減できます。
天然素材の塗料は、揮発性有機化合物(VOC)の放出が少なく、安心して使えます。
また、調湿効果のある塗料を使うことで、カビやダニの発生を抑える効果があり、室内の空気の質を向上させることができます。 

和室塗装のポイント

1:塗料の選び方

・自然素材の塗料を優先する
和室の雰囲気を損なわないためには、珪藻土や漆喰などの自然素材を使用するのがおすすめです。
これらの塗料は調湿効果が高く、湿気を吸収したり放出したりして室内の湿度を調整します。
また、自然素材ならではの風合いが、和室に温かみをプラスしてくれます。

・化学成分を含まない塗料
シックハウス症候群を避けるため、揮発性有機化合物(VOC)の少ない塗料を選びましょう。
特に居住空間に適した低刺激性のものが安心です。
小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使える塗料を選ぶようにしましょう。

2:下地処理の重要性

・表面をしっかりと整える
塗装前に壁や天井の表面をきれいにし、カビや汚れを除去します。
特に古い和室では、ひび割れや剥がれがないか確認し、必要に応じて補修を行います。
下地処理を丁寧に行うことで、塗料の密着性を高め、仕上がりが美しくなります。

・プライマーの使用
下地の吸収性を抑えるためにプライマーを塗布することで、塗料が均一に乗りやすくなります。
また、塗料の密着性も高まり、仕上がりがきれいになります。
プライマーは、塗料のノリをよくするだけでなく、防カビ効果や防腐効果もあるものもあります。

3:色の選び方とデザイン

・伝統色や自然色を活かす
和室の持つ落ち着いた雰囲気を引き立てるためには、アイボリー、ベージュ、淡いグリーンなどの和の伝統色を使うと良いでしょう。
これにより、木材や畳の質感と調和した温かみのある空間が演出できます。

・部分的なアクセントカラー
部分的にアクセントカラーを取り入れることで、和のテイストを残しつつモダンな雰囲気をプラスすることが可能です。
例えば、床の間や壁の一部に濃い色を使うことで、立体感が生まれます。

 

4:作業時の注意点

和室塗装では、養生や換気など、作業時の注意点もいくつかあります。

・養生を徹底する
畳や柱、障子などを塗料から守るために、ビニールシートやマスキングテープで養生をしっかり行いましょう。
これにより、塗料のはみ出しを防ぎ、美しい仕上がりになります。

・換気を十分に
塗装作業中は塗料のにおいや化学成分が発生する場合があるので、換気をしっかり行い、作業中の体調管理に注意しましょう。
換気を十分に行うことで、作業中の体調不良を防ぎ、安全に作業を進めることができます。

5:塗装方法の選択

和室の細かい部分や狭い部分には刷毛塗りが適しています。
一方で、広い面にはローラー塗りを使うと効率よく作業できます。
両者を使い分けることで、より美しく、そしてスムーズに塗装作業を進めることができます。

 

まとめ

この記事では、和室塗装のメリット、ポイント、注意点について解説しました。
和室塗装は、古くなった和室を美しく蘇らせるだけでなく、耐久性や保護効果の向上、お手入れのしやすさ、そして住環境の快適性向上など、様々なメリットがあります。
和室塗装を行う際には、塗料の選び方、下地処理、色の選び方、作業時の注意点などをしっかりと理解し、適切な手順で作業を進めることが重要です。