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外壁塗装のひび割れ補修とは?原因と対処法を解説

塗装コラム 2024.08.10 (Sat) 更新

外壁にひび割れを見つけると、不安になりますよね。
小さなひび割れでも放置すると、雨漏りや建物の劣化につながる可能性があります。
今回は、外壁のひび割れの原因や種類、適切な対処法、費用、保証、保険について解説します。

外壁のひび割れ原因と種類を理解する

よくあるひび割れの種類と原因

外壁のひび割れは、大きく分けて「ヘアークラック」「乾燥クラック」「構造クラック」「縁切れクラック」などがあります。

1:ヘアークラック

髪の毛ほどの細さで目立ちにくいひび割れです。
経年劣化や地震、台風などによる建物のわずかな動きが原因で発生します。
通常は、すぐに補修する必要はありません。

2:乾燥クラック

外壁材の乾燥による収縮が原因です。
モルタルやコンクリートなどの水を使う材料で発生しやすく、こちらもすぐに補修が必要なケースは少ないです。

3:構造クラック

幅が0.3mm以上のひび割れで、外壁内部まで達している可能性があります。
雨水の浸入により、建物の構造に影響を与える危険性があるため、早急な補修が必要です。
地震や建物の基礎の沈下などが原因として考えられます。

4:縁切れクラック

外壁塗装の継ぎ目などに発生するひび割れです。
塗装の中断や乾燥が原因で起こりやすく、こちらも早めの補修が必要です。

ひび割れの放置によるリスク

ひび割れを放置すると、様々なリスクがあります。

1:雨漏りの原因

ひび割れから雨水が浸入し、内部の構造材を腐食させたり、カビやシロアリの発生を招く可能性があります。

2:建物の耐久性が低下

ひび割れは、建物の強度を弱めるだけでなく、地震や台風などの自然災害に対する耐性を低下させる可能性があります。

3:美観を損なう

ひび割れは、家の外観を損ない、資産価値を下げる可能性もあります。

早めの対処が、建物の寿命を延ばし、安全で快適な住まいを守ることに繋がります。

ひび割れの状態による適切な対処法

0.3mm以下のヘアークラックの対処法

幅が0.3mm以下のヘアークラックは、すぐに補修する必要はありません。
しかし、ひび割れの進行状況を定期的に確認し、状況によっては応急処置として、弾性のある塗料で補修したり、ひび割れに沿ってシーリング材を充填するなどの対処が可能です。

0.3mm以上のひび割れの対処法

幅が0.3mm以上のひび割れは、専門業者への依頼が推奨されます。
ひび割れの原因を特定し、適切な補修方法を選択する必要があります。
補修方法は、ひび割れの幅や深さ、外壁の種類によって異なります。
樹脂注入工法やUカットシーリング工法など、様々な工法があります。

外壁塗装ひび割れ補修の専門業者への依頼

専門業者に依頼するメリットは、的確な診断と適切な補修方法の提案、確実な施工、そして保証の付与です。
DIYでは難しい高所作業も安全に行えます。
費用は、ひび割れの状況や補修方法、外壁の面積によって大きく異なりますが、数万円から数十万円程度が相場です。

まとめ

外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや建物の劣化につながるため、早めの対処が必要です。
ひび割れの幅や種類、状況によって適切な対処法は異なります。
0.3mm以上のひび割れや、複数箇所のひび割れ、複雑な形状のひび割れなどは、専門業者に依頼することをおすすめします。

費用や保証、保険についても事前に確認し、安心して補修工事を進めましょう。
定期的な点検と適切なメンテナンスで、大切な家の寿命を長く保ちましょう。