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外壁のひび割れ補修をDIY!自分で直せる?見分け方から補修方法まで解説

塗装コラム 2024.08.10 (Sat) 更新

マイホームを大切にし、DIYにも積極的に取り組む方へ。
家の外壁にひび割れを発見し、自分で補修できるのか、業者に依頼する必要があるのか悩んでいるのではないでしょうか。

外壁のひび割れは放置すると、雨水の侵入や外壁材の劣化を招き、家の寿命を縮める可能性も。
適切な対処法を選ぶためには、ひび割れの状態を見極めることが重要です。

この記事では、外壁のひび割れの種類やDIYで補修可能な範囲を解説し、適切な対処法を選べるようにします。

 

 

 

□外壁のひび割れ!自分で補修できるかの見極め方

外壁のひび割れは、その原因や状態によって、自分で補修できるものと、専門業者に依頼すべきなものがあります。

1: ひび割れの幅をチェック
DIYで補修できる目安は、幅0.3mm以下の「ヘアークラック」と呼ばれるひび割れです。
0.3mm以上のひび割れは、強度が低下している可能性があり、専門業者に相談することをおすすめします。

ひび割れの幅を測るには、ホームセンターで購入できる「クラックスケール」が便利です。
また、一般的なコピー用紙の厚さは約0.1mmなので、3枚重ねた厚さを目安にするのも良いでしょう。

2: ひび割れの深さを確認
ヘアークラックでも、深さが1mmを超える場合は、内部まで水が浸透している可能性があります。
この場合、DIYでの補修は難しいので、当社のような専門業者に相談しましょう。

3: ひび割れの場所を確認
ひび割れの場所によっては、DIYでの補修が難しい場合があります。
例えば、高所にあるひび割れは、安全確保が難しく、専門業者に依頼する方が安心です。

□外壁のひび割れをDIYで補修する方法

DIYで補修できる範囲のひび割れを、安全に作業できる方法をご紹介します。

1: 補修の準備
まず、ひび割れの周辺を水洗いし、汚れを落とします。
軽い汚れは中性洗剤で落とすこともできます。
水洗い後は、完全に乾燥させてから補修作業に取り掛かりましょう。

2: 補修材の選び方
外壁材の種類によって、適切な補修材が異なります。
モルタルやコンクリート外壁には「セメント粉」、コーキング部分には「コーキング材」を使用します。

3: モルタルの補修
セメント粉には、チョーク式の補修スティックとスプレータイプがあります。
範囲が狭い場合はスティック、広い場合はスプレーがおすすめです。

・ セメント粉スティックの場合
水でひび割れ周りを湿らせ、セメント粉を強く塗り込みます。
周囲のセメントをひび割れ内部に押し込むイメージで作業します。
15〜30分乾燥させ、はみ出した部分をブラシなどで擦り落とします。

・ セメント粉スプレーの場合
周囲を養生し、セメント粉を吹き付けます。
セメント粉が落ちない程度の水を霧吹きで吹きかけ、スポンジで均して乾燥させます。

4: コーキングの補修
コーキング部分のひび割れは、外壁用のコーキング材を使用します。

・ コーキング材を使用する場合
養生テープで外壁材を養生し、コーキングにプライマーを塗布します。
プライマーは、外壁材とコーキング材を密着させる役割を果たします。
コーキングガンにコーキング材を装着し、充填します。
30〜50分で硬化するので、その前にヘラでコーキング材を均します。
最後に養生テープを剥がし、1〜2日乾燥させます。
(あくまでこれは応急処置で、将来また同じ個所がひび割れてくる可能性があります。)

 

 

□まとめ

外壁のひび割れは、放置すると悪化し、家の寿命を縮める可能性があります。
DIYで補修できる範囲のひび割れは、適切な補修材を選び、安全に作業を行うことが重要です。

0.3mm以上のひび割れや、高所にあるひび割れ、深さが1mmを超えるひび割れなど、DIYでの補修が難しい場合は、当社のような専門業者に相談しましょう。