モルタル外壁にする魅力とは?塗装を検討すべき症状をご紹介!
塗装コラム
2024.06.02 (Sun) 更新
1990年ごろまでの外壁の主流だったのが、モルタル外壁です。
今回は、外壁に特別な魅力を提供するモルタル塗装について、その魅力と実用性、適切なメンテナンス方法に焦点を当ててご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□モルタル外壁の魅力とは?
モルタル外壁は、砂とセメントと水を混ぜた素材を使って、職人が手作業で塗る方法です。
この塗装技術は、他のどの家とも違う独特の外観を実現します。
ここでは、モルタル外壁の魅力を紹介します。
1:独自性が際立つ仕上がり
モルタル塗装は一軒ごとに異なるテクスチャーを生み出すため、家ごとに異なる表情を楽しめます。
これにより、所有者の個性やセンスが反映された外壁になります。
2:継ぎ目のない美しい仕上がり
モルタル塗装は継ぎ目がなく、一体感のある外観を作り出します。
これにより、外壁全体が滑らかで均一な見た目になり、建物の美観を高める効果があります。
しかし、近年ではモルタルの工期の長さ、コストの高さ、仕上がりの不均一さにより、サイディングに覇権を奪われつつあります。
また、モルタルの注意点としてひび割れしやすいという点が挙げられます。
施工中に発生する塗り重ね部分、日々発生する建物の揺れなどにより、どうしてもひび割れが生じてしまうのです。
ひび割れはいずれ雨漏りに発展する可能性もあるので、モルタル外壁の場合は特に点検をこまめに行う必要があります。
□モルタル外壁の塗装を検討すべきタイミング
モルタル外壁は美しいですが、定期的なメンテナンスが不可欠です。
以下の点に注意し、適切なタイミングで専門業者にメンテナンスを依頼することが大切です。
1:ひび割れ(クラック)
モルタルはその性質上、ひび割れを起こしやすいため、定期的に外壁を調査し、ひびが見つかればすぐに補修を行うことが推奨されます。
2:外壁の汚れ
カビやコケなどの汚れが見られた場合は、これらが進行する前にクリーニングや専門会社による塗り替えが必要です。
3:チョーキング
チョーキングが生じている場合、壁に触れると白い粉が付着するようになります。
対応策としては、高圧洗浄や再塗装などが考えられます。
4:膨れ
塗装時の乾燥時間が短かったり、外壁内部に水や湿気が入ったりしてしまうと膨れが生じます。
放置すると外壁の腐食が進行してしまうため、劣化した箇所を剥がしてから再塗装をする必要があります。
□まとめ
モルタル塗装は、その独自性と継ぎ目のない美しい仕上がりで、家に特別な個性をもたらします。
しかし、美しい外観を維持するためには、定期的なメンテナンスと適切なケアが必要です。
今回紹介した情報を念頭において、家の美観と機能性を維持してださいね。