サイディング住宅の外壁塗装に費用が大きくかかる場合とは 明石市～神戸市近辺の外壁塗装・屋根塗装ならおかちゃんペイント
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いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はペイントアドバイザーの岡が外壁塗装における費用がかかる例をご紹介いたします。
基本的にはメンテナンス時期を逃し下地処理に大きく費用が掛かる場合です。
やはりメンテナンスを後回しにしていくと費用が高くなりますよ、場合によっては
壁板や内部の木材など取り替えないと危険ですよ等と聞いたりネットで見られたことがあるかも
しれません。
訪問販売の方の常套句かな？
実際の所どうなんでしょうか？
【１】――シーリングの状態について
下記の写真はサイディング住宅における、シーリングの貫通切れや破断です。
サイディング住宅やALC住宅の場合のポイントは適切な時期にシーリングの
メンテナンスと外壁塗装を行う事です。
左の写真は貫通破断まであと少し、真ん中はもうすぐ貫通しそうです。
一番右の写真は全体にシーリングが痩せてきて、やはり貫通破断しそうな感じですね。
貫通破断とはシーリングの両端では無く写真の様に真ん中付近で破断（ヒビ）しており、
それが貫通して水や湿気が入る状態の事です。
もう一つ貫通切れと呼ばれるものがシーリングの両端がサイディングボードから離れてしまい、
さらに貫通している状態の事で同じく水や湿気が入る状態の事言います。
貫通まで劣化していない状態をそれぞれ表面破断、表面切れと呼んでおり
シーリングのメンテナンス時期だと言えます。
元々塗り替え時にはこのシーリング達は撤去して新しいシーリング材を打ち直しますので
この時期に外壁塗装工事を行うと、通常の下地処理ですみ必要以上の大きな出費にはなりません。
【２】――シーリングが無くなる！？
さて次の写真はいかがでしょうか？
こちらもサイディングボードとボードの間のシーリングを写していますが、
先の写真と全く様相が違いますね。
青く見えるのはシーリングを打設する際に圧が逃げないように躯体に付いているものです。
左の写真では青く見える部分が、シーリングが剥離して無くなっている状態を示しています。
辛うじて残っている部分も貫通破断、貫通切れをおこしていますし、
弾力が無くなりもし指で触れば、青い部分の様に崩壊して無くなってしまうでしょう。
強風を受けるだけでも飛んでいくかもしれません。
右の写真では貫通切れは起こしていませんが貫通破断と言うより
延々とシーリングの真ん中の部分が崩壊して青色が見えているだけです。
【３】――まとめ
さあ皆さん、サイディング住宅にお住まいの方はご自宅の状態をじっくり目を凝らして
確認してください！
最初の写真の様に貫通まで行っていない状態がメンテナンス時です！
下の写真の様にシーリングが無くなってしまっていれば出来るだけ早く業者に見てもらい早急に
メンテナンスを行いましょう。
放っておくと雨がサイディングボードの裏側に入り湿気や水により、サイディングボードが
反りが出たり、ヒビが入ったりします。
また、サイディングボードは側面・裏面には塗装がされていませんので、防水性能が無く湿気や水分を
どんどん吸収してしまいますので、最悪取り換えの必要も出てきます。
また、内部の木材も腐食しシロアリが発生している事もよくあります。
そうなるとサイディングボードの取り換えだけでなく、更に大掛かりな改修が必要になります。
さらにさらに放っておくと最後にはサイディングボードが自分の重さに負け落下する事もあります。
上記のような状況になると、部分改修ではなく、全体をカバー工法で覆ったりと
外壁塗装を行うよりも多大な出費がでますし、雨漏りにも繋がりますので、
ぜひこのブログを参考にして頂き、通常の下地処理以上の処置を行わなくてよい時期に
外壁塗装を行いましょう。
ご自身でのチェックに自信がない場合は業者に見てもらうと良いでしょう。
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